そして夏

昨年のお盆に、ネコどもと帰省しました。
いつものこと。
甥っ子もいてにぎやかなお休みでした。
帰ったら銀次がぐったりしてる。トイレに行こうと歩くものの途中で座り込んでしまう。
すぐ病院へ。どうも脳になんかあったらしくオシッコが出せない状態に。オシッコたまりすぎて「今夜が峠」的なことをいわれて入院することに。
もうダメかな・・・あきらめてたら急にご飯を食べるようになった。
先生ももうダメかもといってたのに、尿カテーテル入れたら隙間からオシッコできるようになり、フツーの老猫と戻りました。
その後、また死にかけたけどまた戻る---不死猫の名をほしいままに。

そう、不死猫。銀次はことごとく戻ってくる。

けど、昨日から寝たきりに。

ひすとりー

ウチは女ばかり。姉妹の他、猫もメス。インコもメス。
というわけで、ワタシが拾ったオス猫は【初めての男の子】と、実家の母も喜びました。
盆暮れは一緒に帰省し、ペット可なアパートを探し、気づけば数回一緒に引っ越し。
ネコは家につくというけど、銀次はどこでもすぐなれた。
友達が遊びに来ても気にしない。だから古い友人はみな銀次と過ごしてる。
転職も多く引っ越しばかりしてたワタシに、ずっと一緒にいたのは銀次でした。
結婚しても一緒。新しくネコ増えてもヌシとして君臨してました。

でも、ネコと人間は、流れる時間の速さが違う。数年前慢性腎不全となり、補液(皮下に養分入り液体を注入)と投薬が必要に。
ただ、もともと丈夫らしく、元気に暮らしていました。

なれそめなんか

1996年12月23日。
会社が休みでした。忙しくて久々の休日、確か夕方近くまで寝てた。
クリスマスも近いし、どっか出かけようと独り身なワタシは駐車場に向かいました。
途中に児童公園がある。小さな公園。そこに子猫がいました。
近所の子?人なつっこい。実家に猫がいたのでかがんで「おいでー」とかしたような。
すると子猫、ワタシのコートをよじ登ってきた。あらあらーと思ってたら懐に入ってぬくぬく始めた。ぐるぐるいってる。
あらあらー。
そのままアパートに戻ってしまった。
かわいい子猫。かなり汚いのでノラネコかな。人なつっこいから外猫のお母さんがいたのかな。
そんなこんなで、猫を拾ってしまいました。
名前は、当時スーファミ桃太郎電鉄に出てくるスリの名前。よくやってたから。

それが出会いでした。

老猫介護

ブログなんてって思ってた方ですが、何か残したくなりました。
というのも、ウチの老猫銀次、19歳。
慢性腎不全を数年前から患い、昨年死にかけ、そしてまだがんばってる。
19年て意外と長い。たくさんの思い出がある。
だから書きたくなってみました。